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剣持園長が語る 園の取り組み
(聞き手:ポケット・クリエイション ※わらしべ保育園に娘を預けていたOBでもあります)
【剣持 浩 園長先生の経歴、協会等の役職】
大学卒業後、幼稚園、小学校教員、町田市通所療育施設を経て平成16年からわらしべ保育園の副園長、園長その後放課後児童健全育成事業みのり学童、わらしべ第二保育園を設置し統括園長、平成25年から平成28年度まで埼玉県保育協議会会長、平成21年から一般社団法人さいたま市私立保育園協会の会長として現在に至る。
Q 2020年に開園50周年を迎えるわらしべ保育園ですが、保育園を運営する社会福祉法人いなほ会の沿革を教えてください。
剣持園長:わらしべ保育園ができたのが1970年ですから半世紀も前のことになります。
1960年代の後半に地方から若い労働者がたくさん東京とその周辺に入ってきました。このエリア(旧浦和市)は東京に近い恵まれた立地で、企業・工場・倉庫が多かった。そこに若い労働力を呼び込みたいということで、近隣の企業の社長さんたちが当時の浦和市役所に対して「保育所を作ってほしい。そうすれば若い労働者が集まる」という働きかけをしたそうです。ところが、市は、「お金はない。土地ならあるので使ってください」ということで、この土地を市から無償で借り受けて、園舎は社長さんたちがお金を出し合って作ったというのがスタートです。
当初は財団法人だったのですが、1998年から園舎を建て替えるまでの間、社会福祉法人に切り替えるという取組みを行いました。社会福祉法人にすることで園舎の建て替えが可能になるからです。当初は90人の規模でしたが、地域からの要請もあり現在の規模(定員120名)になりました。
その後、経営基盤を安定させることと、保育士の働く場所の確保という2つの目的で、第二園をつくりました。また、卒園した子どもたちが児童期にどういう課題を抱えながら生活しているのかを見るためにも学童保育が必要だろうということで、「みのり学童」も設置しました。これが社会福祉法人いなほ会全体の沿革になります。
Q 法人が掲げている理念にはどういう思いが込められているのですか?
理念のひとつは「わらしべのようにまっすぐ強くやさしい心をめざし、児童福祉法第一条に定める児童福祉の理念に基づき運営を行います」というものです。「わらしべ」には、「真ん中の芯を強くする」と同時に「支え合いながら生きる」という願いが込められています。「わらしべ」は稲穂の先に米ができる、その米ができるところの一番真ん中にある太い部分をさします。その稲は一本だけでは風や雨に打たれるとすぐに倒れてしまいますが、たくさんの稲が密集することで倒れにくくなっています。「まっすぐ」という言葉は、すくすくと天に伸びていくような様を描いていますし、「強く」はわらしべのように芯の強い茎になってほしいという願いです。
次に、「子どもの育ちを支える」というのが二つ目の理念。家庭、地域とともに子どもを育んでいくということですが、これも今の時代に非常に大事なことだと思っています。最近増えている子どもの虐待、いじめによる自殺、育児の孤立化、家庭教育の低下とかを考えたときに、やはり家庭とどう連携し、どう支援をするかが重要です。子育てで悩む保護者の相談相手は両親や知人が多く、保育園や保育士に相談するのはあまりないようです。保育園がもっと保護者に開かれ留事が必要です。本園では育児に悩む特に、家庭での教育が困難な家庭へのさまざまな働きかけと協力、援助を行っています。
「遊び」を大事にする
Q 保育方針のなかには「遊びを大事にする」ということが掲げていますね。
事例の一つとして、園では毎年1月になると「コマのタケちゃん」を招いて、コマの妙技に触れます。子ども達はコマの世界に引き込まれ、年長の子どもたちはタケちゃんからコマをいただいて、コマ回しを始めます。コマは紐の巻き方が悪いとなかなか回りません。巻き方によって外側から投げるのか内側から投げるのか違うということを子どもが発見して、徐々に回せるようになっていきます。それができると今度は手のひらに乗せて回すとか、紐をからめて綱渡りみたいにやったりするようなります。一つの技を獲得することで、技の伝承が生まれ、新たな挑戦が始まります。竹馬やコマ、あやとりなどの伝承あそびは子ども同士をつなげます。これが大切ですね。
また、パズルみたいなプラスティック製のおもちゃ遊びでは、全部、自分たちで工夫しながら、いろんな子供達がいろんなものを作り始めるんですよね。ブロックやLaQなど組み合わせでいろんな形が出来る楽しみもありますが、たとえば玩具作家の和久洋三氏の積み木は集団で積み上げていく醍醐味を味わうことが出来ます。そうした玩具を保育園が意図して設営してあげることが大事ですね。わらしべ保育園では、日常のあそびの環境の中で「工夫」したり「発見」したりする要素がたくさん秘められているということもあって遊びを重視しています。
遊びの中には体を動かして遊ぶものもあれば、さまざまな道具を使った遊びもある。「ごっこ遊び」のように、お母さんやお医者さんになって遊ぶこともあります。発達段階によっても違います。0歳はものを操作して、2歳児には友達と一緒に線路を組み立ててそれをつなげて遊んだり、3歳児くらいになると遊びが広がって、お医者さんごっこをして聴診器を当てたり…。
それぞれの段階や特徴があるので一概には言えませんが、遊びを考えていくときには「環境設定」が決定的に大切だなと思っています。それは、おもちゃがふんだんにあること、できるだけ形にとらわれない積木とか、組み立てていくことで創造性が生まれていく、バランス感覚がみえてくるとか、そういったものも大事です。
Q 先日も、たんぽぽ組(3歳)でカップを使った遊びをやっていました。楽しそうでした。
おやつで出すプリンカップがいっぱいたまるから「あれで遊べないかな?」ということになったんです。それをつなげてお城を作ったり、山を作ったり…。子どもたちは非常に面白がっています。
牛乳パックもいっぱいたまるので、先生たちも中にものを詰めてカバーをかけて電車に見立てて遊ぶとか、椅子をつくるとか、いろいろ工夫しながら使い道を広げています。遊びの環境づくりとして、そういうリサイクル素材も駆使しながらやっているということです。
Q 先日はさくら組の子どもが下のクラスの子どもたちの面倒を見ながら一緒に遊んでいましたね。ほほえましく見ていました。
最近は、年長の子どもがゼロ歳児の子どもたちと一緒に散歩に出かけて、そこで遊びを展開したり、5歳児が3歳児の手を引いて散歩に出かけたりというふうに一緒に交流しています。自分より小さい子どもたちの相手をすることで相手の気持ちがわかったり、関わり方が見えてきたりとさまざまな発見をしますよね。そういう点でも遊びというのは非常に大事だと思います。
遊びの中では人と人とのつながりも出てきます。ケンカをしたり我慢をしたり、さまざまな周囲とのかかわりも出てきますが、そういう経験を通して、将来、小学校や中学校に行くときに、自分というものをちゃんとみながら人とのかかわりを学んでいく、その基礎になるものがこの保育園時代に育つのではないかと考えています。
▼ひよこ組+さくら組 公園へお散歩の様子▼
▼つくし組+さくら組 ダンスとわらべうたの様子▼
▼たんぽぽ組+さくら組 外遊びの様子▼
Q 「体験」を大事にするという点ではどういう取組みがありますか?
体験を大事にするというのは、なんでもかんでも経験主義的にやればいいということではなくて、「今、この子どもたちのなかでは何が大事なのか?」「どんな体験が必要なのか?」ということを保育士はいろいろ考えながらやっています。
例えば、「歩く」ということについてですが、平成29年に、私たちは子どもたちの現状を調べたことがあります。
これは、1979年に子どもたちが一日にどれだけ歩いているかという全国調査が行われました。そのときの統計では平均2万7千歩。それが30年後の2007年、1万3千歩と半減しました。これは山梨大学の中村先生が調査した結果です。
その後、2012年、東京都の教育委員会が小学生の歩数を調べたところ11382歩。どんどん減っているのです。歩くということは子どもの発達にとって非常に大事なことですし、サルから人間に移行するときは、木の上で生活していたサルが地上に降りてアフリカからどんどん世界に広がっていった。歩くという人間の一番基本的な営みがそこで獲得されて、歩くということが人間の骨格を作っていくときの非常に重要な役割を果たしているわけですが、これが年々減ってきているというのは大変なことです。「では、私たちの保育園の子どもたちはどうなっているんだ?」ということを調べてみたんです。
結果、保育園に来ているときの歩数は平均11956歩。2012年の東京都の小学生と同じくらいです。ところが、日曜日や祭日に自宅でいるときはどうかというと、8300歩しかない。平均値ですので、中には5000歩という子どもいるのが現状なんです。
そこで、子どもたちが走ったり歩いたりする中で自分の体の変化を感じ取って、自分の体を守る危機回避能力、つまり危険を察知して回避できる能力はやはり歩くということを基本にしておかないとだめだろうということで、できるだけ散歩に行こうということで取り組んでいます。園とは違う環境の中で身体を巧みに動かす機会が生まれます。
毎年5月になると「親子遠足」があり、秋ヶ瀬公園まで行きますが、往復で12000歩から13000歩です。今日は年長(さくら組)が桜環境センターまで散歩に行きましたが、往復8000歩から9000歩くらいじゃないでしょうか。
▼さくら組 桜区環境センターへお散歩の様子▼
Q ほかにはどこに散歩に行くことが多いですか?
わらしべ第二保育園が身近な散歩コースになっていますね。第二保育園には「わくわく広場」があって、いろんな果物も収穫できるますし、サーキットバイクで遊んだりと、子どもたちも楽しみにしています。あとは、別所沼公園ですね。事務室前には、散歩の地図とコースが貼ってあって、それぞれの公園の案内も掲載してあります。
Q 「社会の中での体験」というのは?
歩くことを基本にして、いろんなところに出かけようと呼びかけています。
先日は、近くの介護施設でバルーンとわらべうたを披露して交流しました。お年寄りは非常に喜ばれて、涙を流すおばあちゃんもいたくらいです。地域のためにもこういう機会を増やしていきたいですね。
あとは、いなほ会が運営している第二保育園とみのり学童クラブとの交流があります。年1回のバザーのときは「子ども広場」というのをひらいて、学童の子も呼んで一緒に遊んでいます。先ほどお話したコマのタケちゃんがくるときも一緒になって交流していますね。
Q 園児に対する保育士の数をいかに確保するか
「保育所保育指針」は昨年改定されました。このなかで、乳児期1歳~2歳の時期に何を大事にするか?について、例えば「文字がわかる・読める・形がわかる」というような言語獲得をさせることではなくて、いわゆる非認知能力といわれる「我慢をする・喜ぶ・感動して涙がでる・悔しく泣く」といったことをいかに耕すかということを大事にしようではないかということが議論されました。もちろん、これまでの幼児教育でも大事だと言われていたことですが、また、3,4,5歳の時期では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」というのがあってこれが一つの目標になってきているようです。たとえば、「自立心」というのがあって、「あきらめずにやり遂げることで達成感を味わい、自信を持って行動できるようにする」とか。でもこれは大人でも大変なことですね。ほかにも協働性、工夫したり協力したり、充実感を持ってやり遂げるようになるとか、道徳性、規範性の意識の芽生え・・・。自分の行動を振り返ったり友達の気持ちに共感したり、相手の立場に立って行動したり、決まりを守る必要性がわかったり、自分の気持ちを調整し友達と折り合いを付けながらきまりを作ったり守ったりする…こういうふうに幼児期の終わりまで育ってほしい姿ということになったときには、これが独り歩きし出すことに私は問題があるなと感じています。
これが5,6名の子どもたちだったら集団で話し合ったりすることができる。ところが、保育園は子ども30名に対して保育士1名の配置、これが最低基準ですね。30名の子どもたちにこうした「終わりまで育ってほしい姿」を目標としてやるときに、現在の保育所最低基準ではきわめて困難な課題だと思います。保育士1人あたりの児童数を見直すこと、ゆとりある保育士配置は、保育の質を高めていく重要な要です。やっぱり、少ない人数でいろんな活動をする中で子どもたちは協働性、協力し合うことも学ぶ。だから人数の問題というのは極めて重要です。
わらしべ保育園では、最低基準では3歳児15名に対して保育士1人なので、うちは25名いるので2人配置しています。4歳は30名に1人の保育士、5歳も同じですが、わらしべ保育園は25名のクラスでそれぞれ保育士1人でいいんです。これをずっとやってきました。でも、3年前から変えたんです。障害児がいようとどんな子どもがいようとやっぱり2人体制にしようということで、最初はパートの人と正職員を配置していました。それでもやはり正職員に過重な労働がかかってしまうんですよね。それで2年前から正職員を2名ずつ配置しました。ということは今、クラス25名だけどもそれを半分ずつ見ることもできるし、それから課題につまづいている子どもなど個別の指導もできるようになる。先生はゆとりを持って子どもたちに対応できる。これが大きいんですよね。
これによって非常に驚いたことがあります。先生が子どもたちをまとめたり指示したり、これから外に行くから着替えてということになったときに、1人でやればどうしても命令調になります。先生も子ども達を移動させるのに、必死ですから。でも、2人体制でやると余裕が出てくるんですよね。その余裕が子どもたちの間にもギスギスしない関係を育てて、さらに3、4、5歳の交流まで生まれてくるんですね。これがやっぱり大きな違いですね。
先生が多い方が、目が行き届く、余裕がうまれてこどもにも伝わる、子ども同士の関係にも影響してくる。子どもたちの保育環境をどう整えていくか?というときに、保育士の人数や配置の問題もきわめて重要なのではないかと私は考えています。
Q 2階の4歳5歳6歳児の教室はパーテーションがはずされて、開放的な雰囲気がありますね。これもなにか意図があるのでしょうか?
今、オープンスクールというのが広がってきています。小学校でも学年間の仕切りをなくして、オープンな環境のなかで子どもを見合う。子ども同士も交流できる。実は、教員にとってはほかのクラスとの連携が必要になってくるから結構大変なんです。教師同士の関係も非常に重要になってきます。ただ、その教育効果は非常に大きいということで、特に私立学校ではだいぶ広がってきています。
私が思うのは、「お互いに見える」ということは、「今日はあの先生休みだから、あそこのクラスは大変だよね」と。つまり、お互いに助け合う関係が生まれるんですよ。それをパーテーションで仕切ってたら何も見えないわけです。
パーテーションを外すことで互いのクラスの子どものことも見えるようになるから、「今日○○ちゃん、あそこでなにかやってたよ」という話になる。発達障害を持っている子どもなどは、自分よりも小さい子どもがたくさんいるようなゆったりしているところが好きで、下のクラスに行っちゃったりする。子どもにとってもそれがいいわけです。自分の落ち着く場所があるということがいいんです。自分で見て選べるわけだから。これが大事なと思いますね。
Q そういうときは、さくら組(年長)の子どもがゆり組(5歳)にいたりしてもOKなのですか?
はい。一斉の活動は、発達段階に応じて今日は絵画、作業をやるからということがありますからそれは別ですが、それ以外は入り乱れながら交流してますよね。給食を食べたあとなんかもいろいろ交流しているんじゃないかな。
すみれ組(4歳)は、4月に1階から2階に上がってくるので6月の初めまでは仕切りをつくることでクラスとしてまとまりをつくるという配慮をしています。それも、以前はパーテーションで仕切っていましたが、今はロッカーを並べているだけでパーテーションは外しました。
保育参加
Q うちの子どもを預かっていただいていた頃(2010年くらい)から保護者の保育参加はありましたが、今は好きな日を選んで親が参加できるようになったんですね。今日もさくら組の散歩にお母さんが一人、参加していらっしゃいました。
私が10年くらい前に保育参加をやろうと先生たちに話したとき、「普段の保育ができない」「全部見られるから緊張する」など、いろんな声があった。でも、最初は0歳児から、次に2歳児というように、やれるところからやろうということで始めたんです。
最初は先生たちもみんな緊張するし、嫌がっていました。でも、びっくりするようなことが起こりました。たとえば、下のクラスで先生が3、4人で保育しているのを保護者が見るわけです。そしたら、いかに先生が連携しながら保育をしているかということに気づくわけです。一人の先生が子どもの面倒、別の先生は次の準備をしているとか、それを見た保護者が「保育園の先生がここまでやってくれているのか」という感想を書いてくれた。先生たちはそれを読んで、とても励まされたんです。
それから、ちょっと前までは新年度が落ち着くくらいの6月に2週間に集中してやった。今は年間通じていつでもいいですよということになった。先にお父さんがきて、別の日にお母さんが来たりすることもあるので、園の活動に対する理解も深まります。先生たちもより自信を持って保育するようになったし、随分変わったんです。
Q 私たちも今回の取材を通じて、先生たちの動きの良さ、連携プレーといったものを改めてよく知ることができました。そして、先生もそれぞれに個性的というか、いろんなタイプの先生がいるので、子どもたちも安心でしょうね。
活動的な子どももいれば、おとなしく遊ぶのが好きな子どももいる。大人だってそうでしょう。そういう自分に合った先生が見つけられるというのもわらしべ保育園のいいところだと思っています。子どもたちも自分の親がいればべったりとくっついていることもありますが、そのうちいつもの友だちと一緒に遊ぶようになると、保護者は子どもの普段の姿を目にすることできます。
保育士不足が叫ばれて久しい今日、園によってはなかなか保育参加が難しいところもあるときいています。でも、わらしべ保育園は開かれた保育園で、「いつでもいいですよ。ぜひ参加してください」ということで呼びかけています。
開かれた保育園
Q 開かれた保育園と言えば、園便りなども丁寧に作られていますよね。
園便りもそうですし、3~5歳クラスでは、一日の保育の様子を公開しています。
年度の終わりには「あゆみ」という保育経過報告をつくります。これは各クラスの先生が一年間の活動をまとめた記録です。昔は白黒で文字だけのものでしたが、今ではカラーで、写真もたくさん入っていますから、保護者からも喜ばれています。この「あゆみ」は他の保育園関係者からも驚かれているくらいです。今後はホームページにも掲載して、入園希望の保護者にも見てもらうといいと思っています。
Q 若い先生方に取材をしましたが、教育実習に来たときに「この園で働きたい」と思って就職した先生が多いですね。
実習生は、先生同士、それから先生と子どもたちがどういう関係なのかというのは敏感に感じます。陰で園長の悪口を言っていないかとか、先生同士がギスギスしていないかとか(笑)。わらしべ保育園はそういうことはないので、余計なことを気にせずに安心して実習に取り組めるらしく、とても楽しいようです。そのまま入りたいという人も多いので、おかげさまで先生方には恵まれていますね。
Q 最後に一言?
さて、2020年はオリンピックの年ですが、わらしべ保育園創立50周年の年でもあります。二つの事業を考えています。一つは子ども達が日常遊ぶ園庭の環境を見直し、あらためて整備すること、二つ目が、保育の実践をまとめること、です。子ども達の未来が輝くように、私達が今取り組むことを明らかにしながら、保育の質の向上に向けて取り組んでまいりたいと思います。